こんにちわ、タロ吉(@tarokichi12345)です。
シンガポールといえばチリクラブが名物料理ですが、そのチリクラブの有名店といえばJUMBO seafoodです。
そんな人気店で予約殺到のJUMBO seafoodですが、注意しないと見積もっていた値段よりも高くなってしまうカラクリがあります。
せっかくシンガポールに行くのだから多少高くてもチリクラブを食べたい!と思う気持ちもわかりますが、事前にそのカラクリを頭に入れておくことで多少の対策が出来ますので必ず読んでおいてください。
この記事ではチリクラブの値段のカラクリや実際のチリクラブを食べ方・感想を詳しく紹介していきます。
ちょっと手間ですが安く食べられる回避方法も紹介しますので是非参考にしてください。
チリクラブを食べた感想を一言で言えば、めっちゃ疲れる!
この記事の目次
JUMBO(リバーウォーク店)│アクセス・営業時間・予約・定休日
JUMBO(リバーウォーク店)はクラークキー駅から徒歩5分ほどのところにあります。
最寄駅 :クラークキー駅
席 :テーブル
個室 :有
平均予算 :5,000円~15,000円
TEL :+65 6532-3435
住所 :30 Merchant Road #01-01/02,Riverside Point, Singapore 058282
営業時間 :[ランチ]12:00~15:00(L.O 14:15) [ディナー]18:00~24:00 (L.O 23:15)
定休日 :旧正月
予約 :可
カード :可
JUMBO│チリクラブの値段のカラクリ
まずはJUMBOのチリクラブがどういう料金体系になっているかをみていきましょう。
実際のレシート
僕の実際のレシートです。総額は$160(13,600円)でした。その内訳を詳しくみていきましょう。
チリクラブは時価料金│表記は1kgあたりの金額
JUMBOに行ってメニュー表を見るとチリクラブの値段が書いてあるのですが、メニュー表の値段は参考にしてはいけません!
なぜならカニの値段はその時々によって変動するからです。収穫量などの需要と供給のバランスによって変わるので運次第ということになります。
カニの相場はだいたい1kgあたり約$70~90(6,000~7,500円)と言われていて、JUMBOのメニュー表を見てもそれくらの値段で表記がされています。
運ばれてくるのは1kg以上
JUMBOのメニュー表には1kgあたりの値段が書かれているので、
「あ~だいたい$70~90くらいで食べられるのか~」
と思ってしまうのですがそれは大きな落とし穴です!
なぜならそんな都合よく1kgの重さのカニが運ばれてくるはずもないからです。僕は1.4kgくらいのカニが運ばれてきたので、実際にかかったチリクラブの値段は105.60(約9,000円)でした。
これはラッキーらしく、場合によっては2kgのカニしかないと言われて$160(13,600)も払わされた方もいるそうです。
JUMBOの店員さんは何Kgのカニがあるか把握していない場合があるので、注文する時はとにかく小さいカニをお願いしますと念を押して何度も伝えましょう。
ちなみに英語では「small one please」が簡単で言いやすいのでとりあえずそれを連呼してください。
前菜のピーナッツとお茶にも料金がかかる
これはまじかと思ったのですが、席に座った後にピーナッツが運ばれてきますが、頼んでもいないピーナッツにも$1.20(約100円)がかかります。なくてもいいので「ピーナッツ要りません」と座るタイミングで店員に伝えましょう。
さらにお茶にも料金がかかります。しかも「ウーロン茶」はめちゃめちゃ高くて$6(約500円)もします。ぼったくりもいいところなので店では「水」を注文することをおすすめします。(水にももしかしたら料金かかるかもですが安いでしょう)
(写真の左:ウーロン茶$6.00、右:最初からついているお茶$2.40)
レシートを見る限り、おしぼりは無料のようです。
チャージ料10%+消費税7%かかる
これはどうあがいてもかかってしまうので仕方ないですが、チャージ料10%と消費税7%がかかります。
実際に僕のレシートを見てみるとチャージ料と消費税だけで$25(約2,200円)もかかっています。
つまり押さえたい予算の約80%くらいの値段までに注文は押さえないと確実に予算オーバーしてしまいます。う~ん、これは高すぎますね。。。
JUMBO│チリクラブを安く注文する回避方法
チリクラブの値段のそのほとんどが運で決まってしまうことが分かったと思います。
ここからチリクラブを安く注文出来る回避方法を紹介します。
その方法とはJCBを経由して予約すると1人$70(約6,000円)でチリクラブのコースセットを注文できるというもの、、、
ですが、
JCBのクレジットカードが必要になるし現地でサマセット駅にあるJCBプラザラウンジに直接行かないといけないなど正直ちょっと手間がかかります。
ちなみにJCBプラザラウンジの場所はここです。(以下地図)
では、手間をかけてまでJCBを経由した方がいいのかどうかという議論ですが、具体例があった方が分かり易いと思いますので僕が実際にかかった値段と比較してみます。
僕が注文したのは以下です、合計金額は$160(13,600円)でした。ちなみにお腹がいっぱいで特製シーフードチャーハンは半分残しました。
JCB無しの合計金額:$160(13,600円)
- チリクラブ(揚げパン添え4個)
- 特製シーフードチャーハン
- ウーロン茶
- 茶(既にテーブルにあったもの)
- ピーナッツ
一方、JCBのコースメニューを見てみるとこんな感じです。①チリクラブと②シーフードチャーハンは僕と同じなので以下の③~⑥のメニューが追加されている形となり、チャージ料と消費税と合わせると合計$163になります。(2名料金)
JCB経由の合計金額:$163(14,000円)
- チリクラブ(揚げパン添え)
- 特製シーフードチャーハン
- 海老のシリアル仕立て
- シーフードスープ
- カイラン野菜のガーリック炒め
- 甘露メロンとサゴの冷製デザート
結論:結局どちらにしても同じくらいの料金はかかる。
JCB経由の場合の方がたくさん食べれるのでお得感はありますが、とても量が多くて食べきれないとの声が多くあがっています。こんなに必要か?と聞かれると必要ないでしょう。
とはいえ、もしカニが2kgしかないと言われて高額請求されるという悲惨な目に合うことを考えると一定の回避方法にはなると思います。
結局どっちがいいか分からくなった人のために僕の結論を紹介します。
JUMBO│チリクラブの賢い注文方法
僕の結論としては、チリクラブしか注文しないという方法が一番ベストな方法だと思いました。
最悪大きなカニしかないと高額になってしまいますが、サイドメニューを注文しないことで総額の出費を抑えられます。(2kgしかないと言われても$160で済む)
そしてサイドメニューですが、味はまあ普通においしいくらいなのでわざわざJUMBOでチリクラブ以外は食べなくてもいいかなと思います。当初の目的のチリクラブだけに絞って注文するのが出費を抑えられて手間もかけないベストな方法だと思います。
仮に追加のサイドメニューも1品だけなら注文してもいいと思いますが、貝などの高額な海鮮系にするとまた時価のカラクリの被害にある可能性があるので無難に特製シーフードチャーハン$18.00(約1,500円)にしておくのが安全です。
JUMBOの周辺にはほかにもおしゃれなバーがあるのでJUMBOではお酒も飲まずチリクラブのみを食べて、その後にバーに行ってお酒を飲むのがいいかと思います。
JUMBO│チリクラブの感想レビュー
前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここからはチリクラブを食べた食レポをしていきたいと思います。
予約は無しなら開店30分前の17:30に行くこと
JUMBOは人気店なので事前予約するのが王道です。公式サイトからネット予約できるので必ずしておきましょう。
どうしても予約が出来ない場合は開店30分前の17:30にお店に行けば入れると思います。もしくはラストオーダー22:00頃にいけば予約無しでも入れるかもしれません。
僕は予約無しで18:30に行きましたが、ギリギリセーフで入れました。若干店の前に列が出来かかっていますね。
僕がぎりぎり入れましたが円卓テーブルの相席タイプでした。
チリクラブの食べ方は結構グロテスクなので他人がカニをむさぼるシーンを見たくない!という方には円卓テーブルの相席はおすすめしません。出来れば事前予約しておきましょう!
この記事で紹介しているのはリバーウォーク店なので予約する際は店舗を間違えないように注意しましょう!(リバーサイドポイント店という似てる店舗があるので、、)
店内の様子・雰囲気
店内は常に満員御礼状態です。テーブルはいろんなタイプがありますが、なかなか希望の席に座るのは難しそうですね。
僕が実際に座った円卓テーブルはこんな感じでした。
テーブルにつくと既に食器類などが置かれているのですが、なんだこれと思ったのはこのレモンの入った謎の液体です。
「お酢?カニをつけて食べるのか?」と思ったのですが、これは手を洗う用のお酢だそうです。間違えてもカニをつけたり、飲まないようにしましょう。周りから白い目で見られることは避けられないでしょう。
上記にも記載しましたが、メニュー表を持ってくるタイミングで一緒にピーナッツも運ばれてきます。これは有料なので断りましょう。味は普通です。
チリクラブ
チリクラブが到着!こんな感じです!すごい大きさです。
チリクラブと一緒に揚げパンが出てくるのですが、これがめちゃくちゃおいしいです。注文時に個数を聞かれますが1人2~3個くらいでちょうどいいと思います。
JUMBO│チリクラブの上手な食べ方
チリクラブが届いてテンションが上がって一通り写真を撮り終わると
「てかどうやって食べんる?これ」となります。
現地の人はカニの足の付け根の部分をこのニッパーのような器具で挟んで割って、殻がついた状態の足をそのまま食べて後から殻を吐き出して食べています。一応ビニール手袋をつけて行いますが、この食べ方だと手は確実にベトベトになりますし、なんせ下品すぎるので僕はおすすめしません。
なるだけ手の汚れない日本人流の上手な食べ方を紹介しますのでぜひ実践してください。
必要道具の確認
チリクラブを食べるには以下の道具が必要になります。
- ビニール手袋
- 専用ニッパー
- 身を取り出す棒
ビニール手袋は店員さんに言ってもってきてもらいましょう。みんな使っているので「グローブ」と言えばわかってくれます。
専用ニッパーと身を取り出す棒はすでにテーブルに用意されています。
①カニの足を胴体から切り離す(素手)
さあここからは長期戦になるので根気との闘いです。
まずはカニの足の付け根を解体するのですが、ニッパーだとやりにくいのでカニの足を胴体から切り離すのは素手でやるのがおすすめです。結構力がいるので男性が担当しましょう。凹凸があるので怪我をしないように気を付けましょう。
ポイントは足をとってニッパーに持ち変えて砕くという作業を繰り返すではなく、とりあえず素手の作業は先に全部終わらせることが大事です。いちいち持ち変えているとニッパーがベトベトになって使うときに滑って力が入らなくなります。なので、とりあえず胴体からすべての足を切り離しましょう。
②カニの足をニッパーで砕く
胴体から足を切り離したら次はニッパーを使って足を砕いていきます。関節の部分は固いので関節ではない部分を砕きましょう。
とりあえずすべての足を砕いていくのですが、ここでも身は取り出さず、足を砕くという1つの作業のみひらすら行っていきましょう。
③カニの足から身を取り出す
全ての足を砕いたら身を取り出す棒に持ち変えてひらすら足の身を1つのさらにまとめていきましょう。
④最後にカニの胴体を解体
最後に鍋に残った胴体を解体していきます。胴体は比較的簡単に身がとれるのでやりやすい方法で身をとってもらって大丈夫です。
⑤解体ショーが終了
全ての作業がおわるとこんな感じになります。
さあここまできたら達成感と疲労でチリクラブのことなんかどうでもよくなっていると思います。
⑥小鉢にスープを入れて身を入れる
小鉢にチリスープを入れてその中にカニの身を入れて箸で食べると日本人流の手のよごれない上手な食べ方の出来上がりです。
どうですか?見た目も美味しそうですよね。
周りからは「お~、すげぇ」と思われているはずです。笑
JUMBO│サイドメニュー
JUMBOのサイドメニューの紹介もしておきます。
特製シーフードチャーハン
これは正直めっちゃ食べやすくて日本人が美味しいと感じる味でした。
残念ながらチリクラブの大きさがハンパないのでお腹いっぱいで残してしまいましたが。
チリクラブは味が濃いのでご飯がほしくなるのでこの海鮮チャーハンと合わせるのがおすすめです。
JUMBO│感想・評価・評判
さすが人気店だけあってチリクラブの味は美味しかったです。が、やっぱり日本で食べるカニと違って若干臭みはありました。
めちゃくちゃ美味しいかと言われると普通においしいくらいです。せっかくシンガポールに来たなら経験として食べておいた方がいいかなくらいのレベルだと僕は思いまいした。
これだけ長々と書いて結論が味は普通という結果にはガッカリされるかもしれませんが僕は過大評価はしません。笑
話のネタのためにチリクラブを食べておくというのが落としどころではないでしょうか。
シンガポールでJUMBOでチリクラブを食べることを予定している方は食べ方など忘れるかもしれないのでブックマークしておくことをおすすめします。