こんにちわ、タロ吉(@tarokichi12345)です。
就活生のみなさん、企業で実際に働く社員と話すことが出来る座談会にはもう出られました?
「社員の人になにを聞けば良いのかわからない」
「とりあえずなにか質問しなきゃと焦って変な質問をしてしまった」
「ずばり給料がいくらか聞きたい」
などいろいろと考えられたことでしょう。
僕は座談会に出席を依頼されることが多くて、これまで就活生たちにいろいろと質問されてきました。中には「そんなことを聞くのか~答えにくいな~」と感じるような質問もあったり。。。笑
この記事では、就活生が社員座談会で聞くべきではない質問と上手な質問の聞き方を紹介していきます。
この記事の目次
就活生が社員座談会で聞いてはいけない質問
みなさん就活生が社員の人に質問する際、どんなことを考えていますか?
「なにを質問しよう。。」
「聞くことが思いつかない。。え~っと。。」
「聞きたいことないな~」
と考えていませんか?
みなさんがそんなことを考えている時、社員の人がどんなことを考えているかわかりますか?
実は社員の人は、
と切に願っています。笑 これは僕だけではなく座談会に出席したすべての社員が口にしていました。
つまり、みなさんは社員の人が回答に困るような質問をしてはダメです。
では具体的にどのような質問がやめてほしいと思ったのかを紹介していきます。
NG質問:会社の業績や商品について詳しすぎる質問
もう本当にやめてほしい質問です。実際に僕がされた質問はこんな感じでした。
「御社の利益率はこれまでの推移でみると下降気味に見受けられますが、一方で売上の規模については増加しております。これはなぜでしょうか?」
おそらく就活生が今この質問を見ると、堅苦しい質問だな~と感じると思います。
実際座談会の場にいるとそういう感覚って麻痺するのでしょうか。
このような詳しすぎる質問は、会社についてよく調べていると思われそうですが、座談会においては逆効果です。会社にはいろいろな部署があって、1人の社員が知っている情報はごく一部です。詳しすぎる質問は社員の人が非常に困る質問ですのでやめておきましょう。
幸い僕は財務部なので、これでもか!というくらいの完璧な回答を返してやりました笑
社員と言えど、同じ人間です。それを心がけておきましょう。
NG質問:会社の強み
「御社の強みは何ですか?」
これは多くの就活生が質問してきますが、、、
となります。
そしてほとんどの就活生なら自分なりにその会社の強みをわかっていると思います。
その上で社員に質問する意図がよくわかりません。
しいて言うなら、「〇〇の強みがあると思いますが、働く社員からみて実際にそう感じるか」にするべきでしょうね。
NG質問:変な言葉は使わない
これは質問とは少し違う論点ですが、質問をする時に普段使わないような言葉を使わないようにしましょう。
実際に僕が受けた質問は、「会社が輝いていると思う点について教えてください」でした。
となりました。
礼儀正しい言葉使いは必要ですが、そこまでかしこまらなくて大丈夫です。
相手に違和感を与えるような普段使わない言葉はかえって逆効果なのでやめておきましょう。
就活生が社員座談会で聞くべき質問
僕が実際にされた質問の中から、良い質問だったのを紹介します。
ポイントは、答えやすい質問やつい話したくなる質問です。
OK質問:1日スケジュール│出社時間と退社時間
この質問は、就活生にとって実際に仕事のイメージがわきやすいし、社員の人も自分のことを話せばいいだけなので回答しやすい質問です。
ただし注意点は、「1日のスケジュールは?」だけ質問してはいけないこと。
仕事は毎日が同じわけではないので、日によってスケジュールが違います。
なので、「日によってスケジュールは異なると思いますが、、、」と必ずこの枕言葉を付けて下さい。
この一言があるだけで、聞き手の印象は大きく変わります。
また、就業時間を具体的に聞くことで、だいたいどれくらいの残業時間があるかわかるので、こちらもおすすめの質問です。
OK質問:福利厚生について
福利厚生についての質問は、社員の人に
と思わせることが出来ます。
実はこの質問は、社員の人は少し答えずらい質問になるのですが、それよりも長く働くつもりでいるのが伝わってくるので良い印象が残ります。
実際に受けた質問は、「私は片親なので異動があっても親の近くに住まないといけないのですが、異動があった際に希望をだせる制度はあるのでしょうか。」でした。
この会社で働こうという意思が見えてくる上に、人柄の良さが滲みでている質問ですよね。
こういう質問がグサッと心にささってすごく印象に残ります。
女性の方は、「結婚しても働ける制度はあるのか」の質問をするとかなりよい印象を与えられるでしょう。
まとめ
インターネットで紹介されている「よくある質問」が、実は社員の人を困らしていることがお分かり頂けたのではないでしょうか。
座談会で社員の人に質問するときは、相手が困るような質問はしないようにしましょう。
普段通りの自分で、みなさんが本当に聞きたいことを、みなさんの言葉で質問してください。そうすれば社員の人に良い印象を与えることが出来るでしょう。