こんにちわ、タロ吉(@tarokichi12345)です。
会社でのプレゼン、会議中での発言、朝礼スピーチ、面接、披露宴スピーチなど、あなたの日常生活にはいくつも人前で話さないといけないシーンがあります。
友達と話す時と違って、人前で話すと緊張してしまってうまく話せないということはありませんか?
「手や足が震える」
「頭が真っ白になる」
特に就職面接でうまく話せないとそれがあなたの人生を大きく左右することになりかねません。
「なんであの人は人前であんなに堂々とうまく話せるんだろう。。」と他人を羨ましく思ったこともあると思います。
あなたはどこかで緊張してしまうのを自分の性格のせいにしていませんか?
人前でうまく話す人は彼らの性格が緊張しにくいからと思っていませんか?
それは大きな間違いです!
緊張は全ての人が平等にしています。
ではなぜ人前でうまく話せる人とそうでない人がいるのでしょうか。
それは、人前でうまく話せる人は緊張しない方法を知っているからです。
僕は仕事で人前で話す機会が多いですが、この緊張しない方法を試してからは人前で緊張しなくなりました。たとえ言葉に詰まってしまったとしても緊張せずにいつもの調子で話続けることが出来ます。
この記事では人前で緊張してしまうあがり症の人のために、人前で緊張しない方法を紹介したいと思います。
緊張するメカニズムを理解すれば、人前で話すことも怖くありません!
緊張するメカニズムと人前で緊張しない方法
人前で話すと緊張するメカニズムはざっくり説明するとこんな感じです。
・「人前で失敗出来ない、絶対に間違っちゃダメだ」
↓
・ネガティブ思考になると身体は固くなり、背筋は丸く縮こまる
↓
・頭の中で話す内容などたくさん考えるので脳が酸素を欲しがる
↓
・酸素を吸い込もうとするが、背筋が伸びていないのでうまく吸い込めない
↓
・身体が酸素も取り込もうとして心拍数が上げる→ドキドキする
↓
・十分な酸素が脳にいかないので、頭の回転が悪くなる
↓
・うまく話せない
この緊張するまでのメカニズムを押さえた上で、具体的な緊張しない方法を紹介していきます!
過去の成功体験をイメージする
緊張しないためには、ネガティブ思考にならないことです。
人はどうしても人前に立つと、「失敗したらどうしよう。。」とネガティブ思考になってしまいます。
そうならないための方法は、過去にあった成功体験をイメージすることです。
人間というのは不思議なもので良いイメージをしている時、いつもより大きな力を出すことが出来ます。
試しに以下の実験をしてみて下さい。
失敗体験をイメージ→米を持ち上げる
成功体験をイメージ→米を持ち上げる
成功体験をイメージしてから持ち上げた方が軽く感じるはずです。
成功体験をイメージする注意点は、「過去にそんなことがあったな~」と軽く思うだけではなく、その時にタイムスリップしたかのようにその時感じた喜びを強くイメージすることが大切です。
成功体験をイメージして自分に良いイメージを持たせることで、あなたのパフォーマンスはいつも以上に発揮され、人前で話す内容や構成が頭の中でしやすくなり緊張しなくなります。
人前で話す前にしっかりと過去の成功体験をイメージしてから本番に挑みましょう。
足の指を動かす
緊張しない方法のひとつに、足の指を動かすという方法があります。
緊張している時の状態を思い出してみましょう。
呼吸が浅くて早くなり、心臓がバクバクして、頭が真っ白になる。
こんな感じでしょうか。
実は緊張している時のあなたの身体の重心は頭にあります。
緊張している時は、「次になにを話そう」「言葉が出てこない」「でもなにか話さないと」の無限ループ状態で、常に頭がグルグル働いています。この時、あなたが意識している個所は頭です。
人間の重心というのは、「意識をした箇所」に重心が移動するという特徴があります。
頭に重心があると、身体全体が頭に持ち上げられているようなフワフワした感覚になり、落ち着きのない状態になります。その状態を解除するには、頭で考えていることをストップして、重心を別のところに移動させる必要があります。
意識した箇所に重心が移動すると言いましたが、そう簡単に出来るものではありません。でも大丈夫、意識をしやすくするための方法としては、「見る」もしくは「動かす」ことも有効です。
人間の身体の中一番安定していてバランスを保てるのは、足です。
人前で話している時に緊張したからと言って急に自分足を見出すのはおかしいので、足の指を動かして重心を移動させましょう。
昔からのことわざで、「地に足をつけて~する」とありますが、足に重心を置くことの大切さは大昔から知られていたんですね。
この方法はスポーツの世界でも使われていて、サッカー選手がコートに入るとき足を叩いたり、ジャンプして地面と蹴ったりして緊張をほぐしています。
僕も人前で話している最中にこの方法を試したことがありますが、気持ちをリセットするには最適だと思います。
やばい。緊張してきた。。というときに足の指を動かして、気持ちを落ち着かせましょう。
見られてるのではなくこっちが見てるんだ
人前で話す時、「今大勢の人から見られている。。。」と周りの人から観察されているよう感覚になってしまいますが、その考え方を180度切替て、「今、僕が大勢の人を見て観察しててるんだ」と考えるようにしましょう。
この考え方にすると気持ちがとても楽になります。
緊張のせいでぼやけていた人の顔も、1人1人見れるようになります。あなたは観察者なので話を聞いている人の態度を観なければなりません。
この考え方になると、あなたの気持ちにもとても大きな余裕が生まるでしょう。この余裕を持つことが、緊張しないためにはとても大切です。
なんなら寝ている人がいたら当ててやるぞ!くらいの強い気持ちでいきましょう。
余裕と自信を持ったあなたの1つ1つの発言や態度は、大勢の人からは堂々とした様子に写っていることでしょう。
人前で緊張しない方法 まとめ
昔は僕も人前で話すことを避けて生きてきましたが、仕事となるとそういうわけにはいきません。
でもこの緊張しない方法を試してからは徐々に人前で話している時も緊張しないようになり、人前で話すことが嫌でなくなりました。
人間は「慣れる」という能力に長けています。人前で話すことが積み重ねていけば次第と慣れてきて緊張もしなくなるので、どんどん人前で話すことに挑戦することも緊張しない体質作りと言えるでしょう。
今回の記事が少しでもみなさんのお役にたてば幸いです。